ニキビができる時期は、人によって様々ですが、思春期の頃と、20代後半くらいからが多いようです。
思春期のものと大人になってからのものは性質が違っていて、思春期にきびは若くて皮脂の分泌が過剰なためにできるにきびで、大人にきびは、ストレスやホルモンバランスの崩れからできるとされています。
ですから、思春期の頃と同じケアをしていても、大人にきびは治らないということになります。
コスメで対策しようと思ったら、まず重要なのは石鹸選びからです。
思春期の場合は、にきび対策と銘打ってある洗浄力の強いものを選びます。
皮脂を餌とするアクネ菌に対抗するために、とにかくこまめな洗顔をします。
皮脂が勝手に分泌されるので、乾燥するということはないでしょう。
しかし、大人にきびにこれと同じことをしていると、肌荒れしてもっとひどくなるだけですから、思春期のときのケアは忘れてしまった方がいいでしょう。
大人にきびにはとにかく保湿が大事ですから、保湿力の高い低刺激の石鹸を選びます。
肌に刺激を与えないように、モコモコの泡を作って優しく洗うというのが基本になります。
顔に汚れが残っていなければそれで良いので、必要以上にゴシゴシ擦らないようにします。
そしてそのあとは、化粧水や乳液でしっかり保湿をしてください。
にきびの種類に合わせて洗顔することが、完治への近道となります。